ZWO ASI585MCは、ソニー製IMX585 CMOSセンサーを採用した最新の惑星用カラーカメラです。
1/1.2型の大型センサー・3840×2160の高解像度・大きな飽和容量で、さらにゼロアンプグロー機能まで搭載しています。画素サイズは2.9×2.9μm、超低読み出しノイズで12bitモードで秒46.9フレーム読み出せます。
◇センサー
ASI585MCの画素サイズはASI462MCと同じ2.9μmですが、有効画素数はASI462MCの4倍の829万画素です。センサーサイズは11.13×6.26mm・対角長は12.84mmです。
1/1.2型という大きなセンサーなので、太陽や月の撮影に非常に適しています。
◇カメラ性能
大きな飽和容量
裏面照射型センサー構造と先進の画素技術により、低読み出しノイズと大きな飽和容量を実現しました。特に低照度下での撮影に威力を発揮し、天体を鮮明に写しだします。高ダイナミックレンジ・低読み出しノイズ
高ゲインでの読み出しノイズを効果的に低減し、低ゲイン時のような高ダイナミックレンジを得られるHCGモードを搭載しています。ゲイン150でHCGモードは自動でONとなり、ダイナミックレンジは12stopsまで戻ります。また、読み出しノイズは0.8e-と低レベルです。量子効率
ZWO社の計算では、ASI585MCのピークQE(量子効率)は91%に達しています。
ZWO ASI585MC(カラー・非冷却)
センサー Sony 1/1.2 "CMOS IMX585 解像度 3840×2160
829M Pixel
ピクセルサイズ 2.9×2.9ミクロン 露出範囲 32μ秒~2000秒 ST4ガイドポート 搭載 バックフォーカス 6.5mm/17.5mm シャッタータイプ ローリングシャッター OSの互換性 Windows7,8,10
Mac OSX
Linux
インターフェース USB3.0 ビットレート 12bit 使用温度範囲 -5゚C~50゚C 保管温度範囲 -10゚C~60゚C 寸法 11.136mm×6.264mm 重量 126g